掌蹠膿疱症とは

膿の水泡が手や足を中心にできる掌蹠膿疱症

骨関節炎を引き起こす合併症の確率が高い

掌蹠膿疱症の読み方は、しょうせきのうほうしょうと読みます。

症状を簡単に説明すると、手の平の中央や親指の根元、足の土踏まずや足の縁などに多く発症し、膿がたまった膿疱が無数にでき、悪化していくうちにかゆみや痛みを強く伴うようになります。スネや膝、爪などにも症状が現れることもあり、初期症状は小さな赤い水疱がブツブツとできながら、次第に黄色へと変化していき、数が増えていきます。

後半の症状は、かさぶたとなって落ちますが、次々とまた症状が繰り返していくために、治療には時間を要します。主に骨関節炎を引き起こす合併症になってしまうと、鎖骨や胸の中央の胸鎖肋関節などにとても激しい痛みを生じてしまいます。

そうなると、小銭の受け取りも困難になってしまうなどの、日常生活においての影響が多くなり、放置していると関節が変形してしまう可能性があります。

10~30%という高い確率で合併症を起こしますから、何としても防ぎたいなら、適切な治療を一刻も早く始め、進めていくことが重要です。

掌蹠膿疱症ができやすい年代としては、特に中高年の方に多く発症する傾向がありますので、その年代の方は注意をすることが必要でしょう。

専門医師と症状をコントロールすることが大切

手の平や足の裏に赤く小さな膿疱が多数出現し、かゆみや痛みを強く伴い、手の平や足の皮がむけることも多くなる病です。

足ならまだ隠すことも可能ですが、手の平ともなると目立ってしまいますから、買い物などの手を出す場面では気になって気になって、日常の生活感覚がおかしくなってくる方もいるほどで、かゆみ、痛みの他に、精神的にもダメージが大きくなってしまう病でしょう。

かかりつけの専門医師と共に、対処療法によって症状が軽くなるようコントロールしていくことが大切です。

骨関節炎他の合併症としては、糖尿病や甲状腺疾患を併発することがあります。症状として、喉の渇きや動悸息切れ、疲れやすいなどの症状があれば、検査を受けることをおすすめします。